月曜問題 2006 1 31

 毎週、土曜日には、チャートブック(週足集、日足集)が発行されます。
そこで、そのチャートブックを見ていたら、
図1のような日足チャートを発見しました。
多くの人が、月曜日には、「買い」の注文を出すでしょう。

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 しかし、問題があるのです。
図1の銘柄が、大型株ならば、問題ないのですが、
もし、それが、小型株だったら、問題が発生します。
 一般投資家は、仕事がありますので、
寄付き前の板情報を見ることができません。
そこで、注文は、「成行き」で、注文せざるを得ないのです。
 しかし、図1の銘柄が、小型株であるとすると、
多くの人が、「成行き」の買い注文を出すと、値が飛んでしまいます。
それが、図2です。

 小型株の場合、流通している株数が、非常に少ないので、
「成行き」の買い注文が多いと、予想外の高値で寄り付くことになります。
 そういうわけで、月曜日は、
窓を空けて、高く寄り付くが、結局、陰線で終わる日足チャートが多いのです。

































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